石綿(アスベスト)含有アスファルト防水は、レベル3の石綿含有廃棄物

石綿(アスベスト)含有建材データベースで「アスファルト」を検索すると、建材はヒットしません。

ページの一番下の「関連情報」から日本防水材協会 アスファルト防水部会のホームページにたどり着き、

次の通り、確認することができます。

石綿(アスベスト)非含有アスファルト防水は、廃プラスチック類

屋上の床の中で、コンクリートに挟まれているアスファルト防水層です

屋上の床の中で、コンクリートに挟まれているアスファルト防水は

調査者の通常装備ではコンクリートを除去できないため、試料採取が着工後になることが多いです。

施工面積が大きい場合、採取箇所によって分析結果が異なることがあります。施工時に現場で混合された材料の品質は均一ではないからです。

石綿の有無に関わらずコンクリート等の母材からの分離・分別に手間がかかります。

コンクリートガラと石綿含有廃棄物または廃プラスチック類に分別して処分する必要があるからです。

破壊しても硬いグミのようなアスファルトは飛散しませんが、コンクリート等の母材の粉じんが飛散しますので、作業中は散水が必要です。

コンクリート等の母材ごと石綿含有廃棄物として埋立処分すると、限りある埋立処分場の寿命が短くなり、処分費用も大きくなります。 

屋根のアスファルトルーフィング

屋根での作業で足場や命綱が必要な場合、試料採取が着工後になることが多いです。調査の予算規模では仮設工事の費用をカバーできません。

粘着性が高いアスファルト層を除去した後の母材や下地に、アスファルトの黒い色が残ります。